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映画『チョコレートドーナツ』

【公式サイト】
チョコレートドーナツ

 

2012年製作/97分/アメリカ
原題:Any Day Now
配給:ビターズ・エンド

 

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【映画.com】
チョコレートドーナツ

<Movie 20-09>
【しんちゃんオススメ ★★★★★ 偏見と差別を考える】

 

<内容>
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの
実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの
愛情を描いたもの。
歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディ、
正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、
そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコ。
偏見の目に晒される中で、三名のお互いを思う気持ちを描いた作品。
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実話を基に作られた映画なのですね。いい映画でした。

 

ダウン症の子どもに、ゲイのカップル、一人は社会的地位の高い弁護士。
世間の目は偏見と差別に満ちていたに違いないはずです。
1970年台は、現在よりも偏見ははるかにもの凄かったことだと思います。
今や、NHK教育テレビでLGBTの番組があるくらいですから、隔世の感あり。

 

映画の中で、ルディーがマルコに語る「魔法が使える少年の話」(マルコが聞きたがっていたハッピーエンドの話)は、続きが語られないのです。
“Once upon a time, “で終わる。
それがこの映画を象徴していて、とても悲しいです。

 

その悲しさと悔しさを、彼らが一緒にいたいという要求を却下した人々への報告(手紙)というさりげない形で終わっています。
それが余計にもの悲しい。

 

一人の人間が「普通に生きていく」と言うのがこんなにも大変なんて。
それをあらためて思い知らされました。

今使われている「多様性」という言葉がありますが、その言葉を振り回すことはある意味傲慢なのかもしれません。
どんな人だって、一人の人間として、生きていけるのが当たり前でなければならないのですから。

 

【参照記事】
Any Day Now…の意味ってこうだったんだ
(2014.6.4 レティシア書房)

 

 

docshin * 飛耳長目 * 22:38 * comments(0) * - * 昨年の記事

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