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人間ドックで受けなくてよい検査

昨日は、健康診断を受ける際の留意点について述べました。
今日は、人間ドックで受けなくてよい検査について。


【関連記事】
健康診断を受ける際の留意点(2020.6.4)
 

 

ドックで受けなくてよい検査の代表格は「腫瘍マーカー」です。
これについては以前も述べました。

 

【関連記事】
人間ドック・検診項目の疑問:腫瘍マーカー(2011.10.8)

 

そのほかにも、いくつかあって…。

 

【参照記事】
学会が「推奨しない検査」はコレ!
(2017.9.12 日経メディカル)


日本の「ジェネラリスト教育コンソーシアム」というところが、「5つのリスト」を発表しています。

 

【参照記事】
Tokuda Y. Current Status of Choosing Wisely in Japan. Gen Med 2015; 16: 3-4.

 

(1)健康で無症状の人々に対してPET-CT検査による癌検診プログラムを推奨しない
(2)健康で無症状の人々に対して血清CEAなどの腫瘍マーカーによる癌検診を推奨しない
(3)健康で無症状の人々に対してMRI検査による脳ドック検査を推奨しない
(4)自然軽快するような非特異的な腹痛でのルーチンの腹部CT検査を推奨しない
(5)臨床的に適用のないルーチンの尿道カテーテル留置を推奨しない

 

上の3つは、健診・ドックに関わる項目です。
そして、それらは、比較的高額なものであり、PET-CTに至っては約10万円もします。
それで「異常」と指摘されても、本当に治療が必要なものはごく稀。
そのための二次精査に、どれだけの時間とお金と労力を注ぎ込むのか。
ある意味「有害無益」の検査でもあります。

 


Choosing Wisely。

ぜひ、「賢明な選択」をしていただきたいものです。

 

【参照記事】
医療の見直しが始まった今、「賢明な選択」のために患者ができること
(2018.10.12 家庭画報.com)
 

 

docshin * 医学・医療 * 23:59 * comments(0) * - * 昨年の記事

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