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健康診断を受ける際の留意点

検診って、身体に異常がなくても、当日の体調によっては異常と判断されることがあります。
以下の点にご留意ください。

 

検診を受ける前や当日の留意点:

 

○前日の夕食は食事内容に注意
前日は20時ごろまでには食事を終えたほうがいいです。
油ものとアルコールは絶対に避けたほうがいいです。翌朝の中性脂肪が上昇します。

 

○水は飲んでよし
前日から水を摂らない人がいますが、これは避けるべきです。
脱水症になると、腎機能検査で異常が生じやすくなります。
水分摂取はこまめに行うべきです。胃の検査2時間前までは問題ありません。
ただし、前日夜からはお茶やコーヒーを避けたほうがいいです。

 

○激しい運動は避ける
筋肉を酷使すると、脱水が生じるだけではなく、筋肉から出る酵素(AST、LDHなど)の上昇がみられることがあります。
これは肝機能障害のときも上昇するので、結果に肝機能異常として表示されることがあり得ます。
前日の運動はやめておいたほうがいいです。

 

○甘いものの摂食や大量飲酒を控える
前日や前々日にケーキやアイスクリームなどの甘いものを多く摂取すると、LDL-コレステロールが上昇することがあります。
同じように、大量飲酒すると、肝機能異常や中性脂肪の異常がみられることがあります。
大量の間食や飲酒は数日前から回避すべきものです。

 

○常用薬
検診の当日の朝、「糖尿病の薬剤以外」は服用しても差し支えありません。
降圧薬(高血圧の薬)、循環器系・心臓病の薬、抗血小板薬(血液をさらさらにする薬)、神経疾患の薬、ステロイド・免疫抑制薬などは、ぜひ服用してください。

 

○あきらめるべきもの
腹囲、体重などは、数日前から頑張っても変わることはありません。決して絶食などしないで下さい(他の異常が出ます)。
1日くらい飲酒を断っても肝機能は大きく変化しません。
数日甘いものを断っても血糖の状態に大きな変化ありません(HbA1cという1〜2ヶ月間の糖の指標で判断できるので)。
生活習慣は時間をかけて、ゆっくりと改善すべきです。

 


上記のことを意識して検診を受けると、多くの人は「正常」と判断されるはずです。
上記のことを怠ったがために異常値が出て、二次健診に回されるのは、時間とお金と労力のムダです(二次健診で診る側も同じです)。そして、医療費の浪費に繋がります。
それでも異常値が出る場合には、何かしら問題があるということです。

 

今日は職場での健康診断(職場検診)でした。
異常所見なしで無事合格です。

 

docshin * 医学・医療 * 23:59 * comments(0) * - * 昨年の記事

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